＋＋スペシャリティーコーヒーとは＋＋

スペシャリティーコーヒーとは簡単に言ってしまうと「カップ（味）」で判断されたものです。
味で判断するのは当然だろうと思われるかもしれませんが、コーヒーの格付け（基準）は「豆のサイズ」「欠点豆の数」「標高の高さ」などで決められています。産地や種類や精製方法、収穫時期などはほとんど関係なく、形状だけで格付けされ取引されております。
また、日本では低価格のものを求める傾向にあり、味は重要視されていない現状です。大量生産に味は関係ないのです。（消費国の低品質・低価格コーヒーの使用により生豆の価格は暴落し、コーヒーの輸出が主な財源としている国全体が財政的に危機に瀕しております。そして、生産者の生活を圧迫しております。）
スペシャリティーコーヒーは農園・品種・精製方法の指定等付加価値のあるもので、オークションやコンテスト入賞等明確で客観的な基準で、高値で取引されたものです。
付加価値の多いグレードの高い豆（スペシャリティーグレード）は生産量が少ないため、大量生産・大量消費の大手コーヒー会社は通常使用せず、一部の市場にしか出回っておりません。当店はスペシャリティーグレードの生豆だけを使用しております。